ウルガモス [編集]
No.0637 タイプ:むし/ほのお 通常特性:ほのおのからだ(接触技を受けると30%の確率で相手をやけど状態にする) 隠れ特性:むしのしらせ(HPが1/3以下のときに虫タイプの技の威力が1.5倍になる) 体重 :46.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
第五世代出身のむし×ほのお複合。特殊アタッカーとして高水準かつ無駄の無い配分。
素の特殊耐久指数が高めなうえ、高速再生やギガドレインも覚えるので、特殊相手の撃ち合いに非常に強い。
さらに強力な積み技ちょうのまいも持つ。登場以来積みアタッカーの代表格として一定の活躍を続けている強豪の一角。
一方で物理耐久は低く、カバーする手段も火傷程度。
耐性は優秀な部類だがいわに滅法弱く、ステルスロックでHPが1/2削れるのもあって、対面との相性に左右されやすい。
チャンピオンズの初期環境にはあつぞこブーツがないので、特にステルスロックには要注意。
先発で出すことでリスクを軽減できるが、逆に言えば選出を誘導されやすいので、自分が起点にされないよう意識しておきたい。
SVからの技方面の変更点は、マジカルフレイムを再習得した程度。
環境を見るとメガシンカの復活に伴い、メガリザードンがX・Y共に躍進。対策としていわ技やステルスロックの採用率が増加。
とばっちりを受けた形ではあるが、同様にメガシンカで採用率の高まったハッサムやルカリオに有利なのは追い風。
メガシンカ枠を消費せずに積みエースとして十分な性能を誇るので、リザードンとの差別化にも困らず、採用率は比較的上位をキープしている。
特性考察 [編集]
- ほのおのからだ
- 接触技を受けると30%の確率で火傷を与える。物理耐久は低めなので、試行回数を稼ぐには回復技が必要。
4倍弱点のいわ技は非接触技が豊富で、条件を満たしても発動は確率なので安定感もない。
とはいえ発動時の恩恵は大きく、受け出し時に発動すれば物理アタッカーの機能停止も狙える。
後続補助としても有用で、むしのしらせもそこまで強いわけではないので優先度は高い。むし技を採用しないなら確定。
- むしのしらせ
- 残りHPが1/3以下になるとむし技の威力が1.5倍。
倍率は優秀で、特殊耐久は高く物理耐久も耐性込みで極端に低いわけではないので、いわ技を食らわなければ発動圏内で踏みとどまりやすい。
主力のむしのさざめきは音技のためみがわりを貫通する点も嬉しく、交代やちょうのまいの隙を狙われづらくなる。
一方でむし技自体の通りが悪いのが難。またギガドレインやあさのひざしを採用する場合は自ら発動圏を抜け出してしまう点にも注意。
能力ポイント考察 [編集]
| 配分 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 性格 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| CS最速 | 1 | - | 1 | 32 | - | 32 | おくびょう | 「ちょうのまい」からの全抜きを狙う。 |
| CS準速 | 1 | - | 1 | 32 | - | 32 | ひかえめ | 「ちょうのまい」後の火力を重視する場合に。 |
| HB耐久 | 31 | - | 26 | 2 | 1 | 6 | おくびょう | 「ちょうのまい」一回で最速メガミミロップ抜き。物理耐久と素早さを両立。 |
技考察 [編集]
| 特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| オーバーヒート | 炎 | 130(195) | 90 | 特攻↓↓ | タイプ一致技。連発には向かない。撃ち逃げ向き。 ちょうのまいを採用しないこだわり型ならこちら。 てんねん持ちが相手なら連発可能だが、有効なのは等倍のピクシーとドオーのみ。 |
| だいもんじ | 炎 | 110(165) | 85 | 火傷10% | タイプ一致技。高威力・命中不安。 |
| かえんほうしゃ | 炎 | 90(135) | 100 | 火傷10% | タイプ一致技。中威力・命中安定。 |
| ほのおのまい | 炎 | 80(120) | 100 | 特攻↑50% | タイプ一致の準専用技。命中安定で追加効果が優秀。 |
| ねっぷう | 炎 | 95(142) | 90 | 火傷10% | タイプ一致技。ダブルでの範囲攻撃に。 |
| マジカルフレイム | 炎 | 75(112) | 100 | 特攻↓100% | タイプ一致技。火力は低いが特殊耐久を疑似的に強化。 |
| むしのさざめき | 虫 | 90(135) | 100 | 特防↓10% | タイプ一致技。むしのしらせで威力202。みがわり貫通。 現環境ではイーユイを筆頭に刺さる相手が増えている。 |
| むしのていこう | 虫 | 50(75) | 100 | 特攻↓100% | タイプ一致技。二体攻撃なので基本的にダブル用。変化技感覚で。 |
| ギガドレイン | 草 | 75 | 100 | HP吸収1/2 | 対水・岩。回復効果付き。ちょうのまいと相性がよい。 炎技との相性補完に優れるが、虫技と半減範囲が被る。 |
| ソーラービーム | 草 | 120 | 100 | 溜め攻撃 | 対水・岩。晴れ下で溜めなし。 |
| ぼうふう | 飛 | 110 | 70 | 混乱30% | 対格闘。炎にも等倍。高威力・命中難。 雨下で必中なので、雨パ対策にもなる。逆に晴れでは命中が50に減るので非推奨。 |
| エアスラッシュ | 飛 | 75 | 95 | 怯み30% | ぼうふうより命中安定だが火力は低め。技範囲は炎技と被る。 |
| サイコキネシス | 超 | 90 | 100 | 特防↓10% | 対毒・格闘。炎半減の炎/格闘や水/毒に。 |
| 物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
| ニトロチャージ | 炎 | 50(75) | 100 | 素早さ↑ | タイプ一致技。殴りつつ加速。 対ミミッキュを採用目的とする場合、ばけのかわ剥がしに有用。 |
| とんぼがえり | 虫 | 70(105) | 100 | 自分交代 | タイプ一致技。むしのしらせで威力157。 攻撃しつつ撤退できるが、ちょうのまいと相性が悪い。 |
| 変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ||
| ちょうのまい | 虫 | - | 特攻・特防・素早さを補強。積んで全抜きを狙う。 | ||
| おいかぜ | 飛 | - | サポート用。4ターン味方の素早さ2倍。 | ||
| あさのひざし | 無 | - | 回復技。晴れ下では効果増大。天候上書きに注意。 | ||
| ねむる | 超 | - | 回復技。状態異常も全回復。ちょうのまい、カゴのみと併せて。 | ||
| みがわり | 無 | - | 変化技対策や、むしのしらせの発動に。 | ||
| おにび | 炎 | 85 | 物理アタッカー対策。ほのおのからだよりも確実。 | ||
| ひかりのかべ | 超 | - | 特殊アタッカー対策。リフレクターは覚えない。 | ||
| ふきとばし | 無 | - | 積み技対策や、交代読みで。 | ||
| いかりのこな | 虫 | - | ダブル用。草タイプやぼうじんなどに無効化される。 | ||
| いとをはく | 虫 | 95 | 相手全体の素早さを2段階低下。ほぼダブル用。 | ||
| 採用率の低い技 |
型考察 [編集]
ちょうのまい型 [編集]
特性:ほのおのからだ/むしのしらせ
性格:おくびょう/ひかえめ/ずぶとい
能力ポイント:CS32orHB32をベースに調整
持ち物:ラムのみ/オボンのみ/たべのこし/きあいのタスキ/いのちのたま/タイプ強化アイテム
確定技:ちょうのまい/ほのおのまい(推奨)orかえんほうしゃorだいもんじ
優先技(HB振りの場合):あさのひざし/おにび
攻撃技:むしのさざめき/ギガドレイン/エアスラッシュorぼうふう/サイコキネシス
変化技:みがわり
CDS同時上昇と破格の性能を持つちょうのまいを積み、全抜きを狙う型。
みがわりやラムのみがあると耐久型相手に積む際の安定感が増す。
メインウェポンは追加効果が優秀なほのおのまい推奨。
むしのさざめきは通りが悪く、サブウェポンを2つ搭載したい場合は不採用も考えられる。
とはいえ命中安定、対悪・エスパー、みがわり貫通などのメリットもあるので仮想敵やパーティと要相談。
- 性格・能力ポイントについて
- スタンダードに全抜きを狙うひかえめやおくびょうのCS振りか、低い物理耐久を補って積みやすくするずぶといのHB振りからの選択となる。
HB振り時は回復するあさのひざしか相手を火傷にするおにびのどちらかは採用しておきたい。
両方採用すれば物理を機能停止させて積む事ができるが、炎技ワンウェポンとなるため注意。 - CS32振り時の残り能力ポイント2は、持ち物によって使い分けたい。
オボンのみならあえてH2振りし、偶数にすることをおすすめしたい。
こうすると場にステルスロックが撒かれていても、繰り出しと同時にオボンのみを消費できる。
その他の持ち物ならH1 B1振りが無難。
こだわり型 [編集]
特性:ほのおのからだ/むしのしらせ
性格:おくびょう/ひかえめ
能力ポイント:C32 S32or調整 余りH
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:だいもんじorオーバーヒート
選択技:むしのさざめき/ぼうふう/サイコキネシス/ギガドレイン/とんぼがえり
ちょうのまい読みで出てきた相手に撃ち逃げして負担をかける。
特にてんねん持ちに対する奇襲となる。
スカーフでも初手からオーバーヒートでちょうのまい+ほのおのまい以上の火力とスピードを出せる。
とんぼがえりはこだわりと相性はよいが、ダメージが少ないうえに相手に持ち物を感付かれるデメリットもある。
おにび物理受け型 [編集]
特性:ほのおのからだ
性格:ずぶとい/おくびょう
能力ポイント:HBorBSベースで調整
持ち物:たべのこし/オボンのみ/ヨロギのみ/バコウのみ
確定技:おにび/ちょうのまい
優先技:ほのおのまい(推奨)orかえんほうしゃorだいもんじ
攻撃技:むしのさざめき/サイコキネシス/ギガドレイン
変化技:みがわり/あさのひざし
ウルガモスはアタッカーが主流なうえ、物理耐久の低さから物理アタッカーを呼びやすい。
おにびと回復技によって出てきた物理アタッカーを機能停止させ、ちょうのまいを積み特殊にも対応していく。
物理特化するならずぶとい、1舞で抜きたい相手を明確にするならおくびょう。種族値効率からおくびょうHB振りも悪くない。
H調整はちょうのまい型と同じく、持ち物によって変える。
オボンのみならあえて偶数にすると、場にステルスロックが撒かれても、繰り出しと同時にオボンのみを消費できる。
他のスリップダメージの増えないH28振りの実数値188が目安。
たべのこしならスリップダメージを相殺できるため、あえてH32振りして最大回復効率にしてしまうのも手。
炎技はC上昇の期待ができるほのおのまいがおすすめ。Cに振らず元の火力が低いので、攻撃しながら積める点は魅力。
回復にあさのひざしが欲しくなるため、炎技ワンウェポンとなりがち。性質上もらいび持ちや炎1/4勢には勝てない。
- S調整
- 基本的な流れ
- 従来のちょうのまい型と同じく、起点にできそうな特殊アタッカーに繰り出す→相手交代、こちらはちょうのまい→先制おにび。
岩技はおにびをいれても流石に厳しいが、Aにあまり振っていない水技程度なら充分受けきれる。
型サンプルは第七世代当時のものなので削除。
【ダブル】基本型 [編集]
特性:ほのおのからだ/むしのしらせ
性格:ひかえめ(推奨)/おくびょう
能力ポイント:C32 HS調整
持ち物:いのちのたま/たつじんのおび/きあいのタスキ
攻撃技:ねっぷうorほのおのまいorかえんほうしゃorだいもんじ/むしのさざめき/ぼうふう/サイコキネシス/ギガドレイン/オーバーヒート/むしのていこう/とんぼがえり
変化技:ちょうのまい/おにび/まもる/みがわり/いかりのこな/にほんばれ/おいかぜ/いとをはく/あさのひざし/ひかりのかべ
シングルと同じように特殊アタッカーとして運用可能。
タイプ一致ねっぷうという高威力範囲打点を持ち、ちょうのまいでさらに火力アップが可能。
とはいえダブルではいわなだれがメジャーなので、ちょうのまいを積んでいる暇がないことも。
相方でサポートするか、撃ち逃げをメインに運用するかはパーティ次第。
相手二体のS2段階ダウンのいとをはく、攻撃を自身に誘導して引き受けるいかりのこな等、ダブルで有用な変化技もあるので、サポートでも活躍できる。
高い攻撃性能やちょうのまいの存在から、サポート一辺倒にならずこなせる役割も多い。
相性考察 [編集]
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
※パートナーが思い浮かばないからと言って項目自体を削除しないこと。
対ウルガモス [編集]
- 注意すべき点
- 強力な積み技ちょうのまいによる抜き性能。素の能力も高く、積みを阻止しにくい。
相性有利な相手はもちろん、低火力の耐久水すら起点にしてしまう。
物理技で攻めようにも、接触技ではほのおのからだで火傷する恐れも。
- 対策方法
- 岩技が4倍。ステルスロックで1/2削れるためウルガモスが重そうなら優先して撒いておきたい。あつぞこブーツは未解禁。
物理耐久は並以下。炎タイプに有効打を持たないので、ある程度特殊耐久のある炎の物理アタッカーで相手取るのが一番手っ取り早い。
火傷のリスクはあるものの、カイリューやマリルリなどの高火力の先制技を持つポケモンでも対処しやすい。
また特防に厚く振ったてんねんのラウドボーンはタイプ相性面でも有利で、ちょうのまいを積まれた後でも後出し可能。